2011年06月24日

◆鬱がでてきた、婆が泣いた時

いつも心の片隅で涙してる婆ですが、帰国して娘がぽつり

「人間はいつか死ぬのに、なぜ生きなきゃいけないの?何のために」
言葉に窮し「良い質問、その疑問から哲学は始まったの」と逃げた。
しかし昔を思い出して涙した。

元妻と初めてのHとき、最後まで終わって泣いた。
「罪を犯してしまったと」
相手は驚いて泣いた訳を聞いたので答えた。
「人間はいつか死ぬのに、なぜ生をあたえるようなことするの?これは罪」

相手が妊娠した時。
「下ろそうよ罪を作りたくない、でもそれを押しつける権利もない」

娘が生まれた時
「あーあ。たいへんなこと、油紙かぶせようかと」
でもそんなことできるわけない。

そしてその話しを最近娘にした、(最初のHの話し以外)
ちょっと驚いたみたいだが判ったらしい。

「いまは君に為に生きているんだ」と伝えた。
わかってくれたかな?

生きることの不条理を神様は人間を不完全に造った
欲望と害悪と希望を獣のような人間に与えた

だからつい甘い親になってしまいます。
オンナの武器で生きるようにと高校生のお洒落には甘い。
でもあまりおバカさんでも複雑な世の中を渡っていけないと。

厳しい現実を伝え、心で泣いてる弱い婆。

  


Posted by kumic436 at 10:26Comments(0)